トーナメント

トーナメント

トーナメント戦。今やどこでも、あらゆる競技で聞きますが、中世ヨーロッパの騎士たちもトーナメントを行っていたことをご存知でしょうか。…えぇ、またしても騎士の話ですが、このあたりは好きな分野なので語らせてください。

騎士のトーナメント、というのは馬上槍試合のことです。大きく分けて二種類ありまして、一つは一対一のもの。相手がわかっていて、二人で馬に乗ってランスを構えながら突進、ガンガン突きあう、というものですね。もう一つのトーナメントは集団戦です。いわゆるバトルロワイヤルっていうんですかね、試合が始まったら適当に手近な相手と戦いあい、最後まで馬上にいた人が勝ち、というもの。こっちの方が危険だったようです。

もっとも、最初はそれこそ死人が出たり一生モノの大けがを負う人が多かったトーナメントですが、これはだんだん改善されていったんですね。トーナメントって、最初はただの騎士同士のケンカだったんですがこれに訓練の意味が入りまして、そうなると騎士は訓練も仕事ですから領主としても止められなかったんですが、しかし基本的には止めたいわけです。なぜってトーナメントでは初期のころは本物の剣だのランスだのを使っていたので、死人が多く出たんですね。こんなことをやられたら騎士の数が減ってしまいます。だからなんとかしましょう、というので1300年ごろにトーナメントのルールが作られました。最後の方では色々と変化しまして、相手を落馬させたら勝ち、というのではなく、自分のランスを敵の楯で折った方が勝ち、というようになりました。逆じゃないのか、と私は思いましたけども、これはランスで正確に敵の楯を突くことで自分の腕の良さを見せる意味があります。

トーナメントは領主にとっても騎士にとってもいい側面もあったようです。まず、領主にとってはサボり防止。騎士は戦争になれば戦いますが、戦争がない時の訓練はやっぱり面倒くさいんですね。その辺の野球部員と同じです。なのでトーナメント(試合)を設けることによって、練習をさせることができます。騎士にとってはトーナメントに勝つとお金をもらえるので賞金稼ぎのよい機会というわけです。

なんだか現代と変わりませんね。そう思うとバットを持って練習している野球部の学生がランスを持った騎士に見えないこともないような…それはないですね。さすがに。

エルセーヌ

卵子の老化は当たり前

ヨミドクターに、「女医が教える本当に気持ちのいいセックス」の著書として名を知られている宋美玄さんのコラムがあります。

私も今年になって知ったことですが、「卵子の老化により子どもが出来にくくなる」というのは、産婦人科医の宋さんからするとごく当たり前だったそうです。

宋さんは私と同じ年(1976年)に生まれている女性です。

半年になるお子さんがいらっしゃるのですが、「卵子の老化に衝撃を受けた人が多いことに衝撃だった」と書かれています。

どうしてこんなに温度差があるのでしょうかね?

確かに、「子どもは若いうちに産んだ方がいい」とは昔から言われていましたが…。

それが卵子の老化によって出来にくくなるからと考えたことは一度もありませんでした。

今は女性も男性と同じように働くような時代です。

男性以上に仕事をこなす人も少なくはありません。

早く結婚して、バリバリ仕事を続けている人もいます。

でも、それは極一部であり、大抵は30歳過ぎてからパートナーと歩む道も考えようかなという女性がほとんどです。

そうとは知らず、高齢出産の例もある事から、「30歳を過ぎて家庭を持って子どもを1人作ろう」なんて悠長に考えている人も多いはずです。

でも、宋さんが仰るには、子どもが産めるかどうかのラインを引くとするならば35歳ということでした。

これは世間の考えとはかなりズレがあるように思います。

40歳から45歳くらいまではなんとかなるだろうと思っている女性も多いのではないでしょうか?

私も40歳くらいまでは大丈夫なのではないかと思っていましたから。

初産の場合に限りですが、卵子は30歳を境にどんどん老化していく為に産みにくくなるようですね。

以前、某歌手の発言がネット上で問題になっていたことがありました。

ラジオ番組で発した“羊水が腐る”発言です。

正しい事は分かりませんが、体が老化していくのだから、羊水も卵子も全て老化していくのは仕方がない事なのでしょうね。

不妊治療を受けている方々にはショックな発言でしたが、あながち間違ってはいなかったのかもしれません。

発言した場所が悪かっただけであって。

彼女の場合はギリギリ29歳で妊娠しましたから、セーフということになるのでしょうか?

卵子が老化するのですから、精子も老化します。

だから、「妊娠を希望するなら早めの方がいい」と性教育に盛り込むべきではないでしょうか。

それを知ったからといってどうにかなるものではありませんが、知っているのと知らないのとでは、後の行動も変わってくると思います。

少なくとも、辛い不妊治療を何年も続ける必要はなくなりますものね。

なんとなくラインが分かっていれば、夫婦だけで家庭を築くという選択だって出来るのですから。

その方が幸せな気持ちも持続しそうな気がします。